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足場・仮設工事/鉄骨工事/塗装・防水工事/リフォーム工事/RC補強IPH工事/錯体ナノコロイド水溶液噴霧施工、着工から引き渡しまで一括で請負可能です!まずはご相談ください!株式会社 英組|千葉県船橋市

RC補強IPH工事

IPH工法とは鉄筋とコンクリートの付着強度を高め、高い防錆効果が得られる唯一の高密度充填工法です。

IPH工法は大規模改修による莫大な費用を伴わない補強方法として、穿孔穴の内部から注入された樹脂がコンクリート躯体内で放射上に拡散することにより、末端の微細クラックまで充填し、経年劣化や地震などにより傷んだコンクリート構造物の「強度回復」「長寿命化」を実現する技術です。

  • 取得特許・資格
  • ・特許取得(特許第5074118号)
  • ・国土交通省NETIS認定(No.CG-070007-V)
  • ・土木学会技術評価証取得(第0009号)

IPH工法とは

  • IPH工法とは
  • コンクリート構造物は、地震という物理的な原因による被害や中性化・アルカリ骨材反応という科学的な原因により劣化し、破壊するまでその強度を減衰させていきます。
    その復旧の際には、大規模改修による莫大な費用を伴わない補修方法として「自動式低圧樹脂注入工法」が多用されています。しかしながら、この注入はコンクリート内部構造にまでは達しないものであり、その弱点である「強度復元力」を徹底改良したのが「IPH工法」です。
    本工法では穿孔穴の内部から注入された樹脂がコンクリート躯体内で放射線状に拡散することにより、末端の微細クラックまで充填することができます。
    その画期的な特長から、鉄筋コンクリートの付着強度を高めるだけではなく、さらに高い防錆効果が得られる唯一の高密度充填工法として土木学会の技術評価を得ています。

IPH工法の特長

  • ① 高密度充填

    一般工法では注入用の樹脂の粘度がJIS規格で1000mPa・s以下と設定され、加圧力は建築改修工事共通仕様書で0.4N以下と定められています。本工法では高流動性のエポキシ樹脂を用い、注入加圧力を0.06±0.01~0.02N/m㎡という超低圧に抑えることで毛細管現象も生かされ、まるで植物の葉脈すべてに水分や養分が行きわたるようなイメージの高密度かつ高精度な充填が可能になります。
    さらに、注入器(IPHカプセル)本体には、注入剤の浸透を阻害する内部エアーを排出する機能があります。

    ② 耐久性の向上

    同上の要素から構造物内の0.1mm以下のクラックへの注入が容易であり、計測実績からは0.01mm程度の微細クラックへの注入も可能です。それに伴い、新設時よりもコンクリート躯体強度が増すことから耐久性の向上が大いに期待できます。

  • ③ 鉄筋防錆・中性化抑制

    下地調整用セメントペースト(IPH#300)の成分が内部鉄筋周囲まで確実に浸透することにより、鉄筋の防錆効果が高まるとともに、再アルカリ化からコンクリートの中性化を抑制します。

    ④ 注入状況の可視化と遮光機能

    透明な遮光カプセルケースを使用しておりますので、注入剤残量等が目視確認できるとともに、紫外線や日射熱の影響を緩和します。

    ⑤ 供用を妨げない施工が可能

    道路・鉄道・空港等、施設の利用状態での施工が可能です。

  • IPH工法で樹脂が細部・深部まで注入充填されたコンクリート

    ブラックライトにより、注入された樹脂が確認できます。

  • 用途

    土木・建築・構造物等あらゆるコンクリート分野の耐震補強を含めた補修・改修・止水。

    土木 トンネル・ダム・堤防・擁壁・橋桁・橋脚・床版
    建築 建築基礎・外壁・構造壁・地下室・レンガ、タイル下地
    構造物 パイプライン架台・タンク基礎・ネットフェンス布基礎

施工手順

  • ① 下地処理(注入ポイントの選定)

    ① 下地処理(注入ポイントの選定)

    劣化部・ひび割れ部をVDRダイヤモンド吸塵システムで研磨、欠損部はIPH#600で補修し注入ポイントをマーキングする。
    ② 穿孔

    ② 穿孔

    注入ポイントを水循環型のIPHミストダイヤで穿孔する。
    ③ 台座取付

    ③ 台座取付

    注入ポイントにピックアップシールを用い、JP台座を取付ける。
    (高速硬化の必要な場合にはクイックカートGを使用する。)
    ④ ひび割れシール

    ④ ひび割れシール

    注入ポイント以外のひび割れ箇所は、漏れ防止の為、ピックアップシールで密閉する。
    (高速硬化の必要な場合には、クイックカートGを使用する)
  • ⑤ 注入

    ⑤ 注入

    IPHカプセルを取り付け、E-396Hを注入する。
    (施工時間が限られている時には、A-396MSCを使用する)
    ⑥ 加圧養生

    ⑥ 加圧養生

    加圧した状態で養生を行う。
    ⑦ カプセル及び台座撤去

    ⑦ カプセル及び台座撤去

    IPHカプセル及びピックアップシールを取り除く。
    ⑧ 表面処理

    ⑧ 表面処理

    VDRダイヤモンド吸塵システムで研磨し、IPH#300を塗布する。硬化後、無機系通気型撥水塗料セラブレンドP-5000で塗装仕上げを行う。

主な工事実績をご紹介

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